はじめに

サーマクールは万能の治療ではありません。
サーマクールに限らず、全ての治療、あるいは化粧品などにも言えることですが、効果の出やすい方、出にくい方が必ずいらっしゃいます。
肌質、治療暦、生活習慣等々・・・さまざまな要因が治療効果に関連してきます。
当院ではカウンセリングの際に、効果の出にくいと思われる方には正直にご説明し、治療を行うかどうかはご自身で決めていただき、無理におすすめすることはございません。

また、当院の医師はサーマクールのみではなく、美容外科、形成外科分野の手術的治療を含め、ほぼ全ての治療機器の施術、治療経験を有しておりますので、サーマクールとの併用(メンテナンス、維持)治療のアドバイスをカウンセリングの際に行うことが出来ます。
(全て他院での治療となりますので、客観的なアドバイスを行うことが可能です。)

加齢とともに顔の皮膚がたるみ、ほほの脂肪は下がってきます。
伸びた皮膚を縮ませる事、脂肪をあげてあげる事が出来れば、いつまでも若いままの姿でいることが出来ます。

それには手術をして、たるんだ余分な皮膚を切り取ってしまい、脂肪を引き上げてあげれば簡単です。お金と、時間と、環境が許す方には、フェイスリフトの手術をおすすめします。 サーマクールCPT評判口コミ

老化は避けられない、でも少しでも若いままでいたい、かといって手術はしたくない・・・サーマクールはそんな方に最もおすすめする治療です。

しわ、たるみをとる治療は大きく分けて上の表のようになります。

たるみを知る

これらは全て脂肪の下垂が原因で,上の図で説明が可能です。
もともと顔面の脂肪は、より深部の筋肉や骨と、繊維のヒモ(ligament)で強くつなぎ止められています。
このヒモが徐々に伸び、脂肪の位置が下がることで、“老けた”外見となります。
具体的には以下のようになります。

①目の下の脂肪の下垂による老化

下図のように法令線が深くなるとともに、もともと脂肪があった部位は陥凹し、目の下のくまを形成します。
また、皮膚は内側から脂肪で引っ張られ、ゴルゴ線と呼ばれる溝をつくります。

②頬の脂肪の下垂による老化

頬の脂肪が下がることで口の横が膨らみ、マリオネット線が出てきます。また、顎のラインよりも脂肪が下がることでフェイスラインに膨らみができ、シャープさがなくなります。口周りのもたつき、ぼやけた印象の原因となります。
本来脂肪があった頬は、脂肪が無くなることでこけてしまいます。

③皮膚の繊維の伸展による老化

皮膚の繊維も同じように老化とともに伸びて弾性を失います。そのため、全体的に皮膚が余り、シワやハリがない状態となります。
あご下のたるみは皮膚の繊維が伸びることにより生じます。

以上が簡単な顔面の老化現象の本態です。正確には脂肪織自体の萎縮と、中顔面の骨の後退も作用します。

老化に対抗する

①落ちた脂肪を引き上げる

②伸びた皮膚を引っ張る

丁寧な、(良心的な)フェイスリフト手術はこの2つを解決してくれます。

しかし同じフェイスリフト手術でも、お手軽ミニリフトでは皮膚を引っ張るだけの場合がほとんどです。
その場合、引っ張られた皮膚の周りはシワが伸びますが、脂肪はそのままのため、たるみは改善せず顔の輪郭(シルエット)は変わりません。良心的なフェイスリフトと手抜き手術
皮膚を引き上げるだけではなく、落ちた脂肪を移動させるか切除あるいは脂肪吸引することで初めて輪郭がすっきりします。

一方、脂肪を引き上げるだけであれば、糸で引き上げる方法(シルエットリフト等)があります。
しかし余剰皮膚はそのままのため、シワはシワとして残ります。
注意しなければいけないのは、同じ糸でもハッピーリフトやスレッドリフトなど、皮膚に刺すだけの糸では脂肪が上がることはありません。

手術をしないで老化に対抗する

ウルセラ+サーマクールは切らないリフトアップ手術とみなせます。

①落ちた脂肪を引き上げる→落ちた脂肪をつぶす(サーマクール)
②伸びた皮膚を引っ張る→伸びた皮膚を引きあげる(ウルセラ、サーマクール)

ウルセラはリフトアップサーマクールはタイトニングでアンチエイジング
手術をしないと脂肪を引き上げることができません。
しかし、脂肪が落ちる前の状態に近づけることはできます。
たるみにより出現した膨らみをつぶすことで、たるみがない状態(若い頃の状態)に見えるようになるためです。
それに対し、ウルセラは引き上げを行います。
以上から、手術にたとえると、ウルセラが皮膚の切除、サーマクールが脂肪の除去に置き換える事ができます。

しわ・たるみをとる治療法

光治療(フォトフェイシャル)
主にシミやくすみを改善させます。
繰り返すことにより皮膚の表面を引き締め、ハリを持たせる効果もあります。
サーマクールと引き締める深さが異なりますので、併用療法にはおすすめする治療です。
最近、ポラリス、オーロラなど光治療とサーマクールの引き締め効果を同時に行えるものが出てきました。 しかし、シミ、くすみの治療には優れていますが、引き締め効果の持続のためには月一回程度のメンテナンス治療を受け続けなければなりません。

フェザーリフト(金の糸など)
下がった脂肪をあげる効果があるので、口元のたるみが改善します。しかし、皮膚のたるみを改善することはできません。また、徐々に糸や引き上げた組織が緩んできますので、2,3年で戻ることが多い治療です。また時間とともに、糸を通した所に皮膚の凹凸が出ることがあります。 速効性がある優れた治療ですが、全ては医師の技量によります。
サーマクールとは、治療費、ダウンタイム(簡単な手術であるため)、副作用のリスク(凹凸やアレルギー等の異物反応、感染等)で比較されるのが良いと思います。

ヒアルロン酸
深いしわを浅くし、目立たなくすることが出来ます。
繊維を作り出す細胞を刺激し、リフトアップ効果をうたうものもありますが、効果は確立していません。
また、2,3年吸収されずに残る注入剤も各種出て来ていますが、広く定着していないのが現状です。

ボトックス
眉間など表情を作る表情筋の作用でしわが出来る場所のしわを消すことが出来ます。 サーマクールやヒアルロン酸など、他の治療では出来ないことですので、サーマクールなどと組み合わせ、補完的に治療を行うことをおすすめします。 当院でもサーマクールによるしわ、たるみ取りをより効果的にするために行っております。

サーマクール
皮膚の数ミリ下に熱を加え、脂肪や皮下組織を引き締めることでたるみを改善します。 半年から一年で元に戻りますが、フェザーリフト等と違い、副作用がないことの裏返しでもあります。 また引き締め効果を持続するために、半年や一年ごとに永遠に繰り返さなければいけないのかというと、そうでは有りません。

効果が完全になくなる前に反復すると、皮膚の深層のコラーゲンが厚くなり、厚いはりのある皮膚に変化してきます。皮膚が伸びきって薄く柔らかい方より、厚い固い皮膚の方の方がたるみにくいのは明らかです。 副作用がなくすぐに効果が出る夢のような治療だと思いませんか? 唯一のネックは値段と痛みです。 それさえ解決すればより普及すると考えます。